精神的ダメージを受けた時のリスクを最小限にするための3つの対策

 

こんにちは、たかはしあやです。

好きな仕事をしていても落ち込んだり凹んだりして、精神的にダメージを受けることってありますよね。
その時の復活方法について相談されることがあります。

精神的なことって本人の性格によって全然違うので、他の人がやってよかったことがそのまま自分に当てはまるわけではないと思います。
ただ、他の人の考え方を聞くことで自分流のやり方を閃くこともあります。

私はもともと精神的なダメージを受けやすいので、起業したばかりの頃に「どうやったら精神的ダメージを最小限に抑えられるか」について真剣に考えたことがあります。
(こういう思考が「変わってるね」と言われる要因かもしれません)

今日は私のダメージ対策方法についてご紹介していこうと思います。

①常に2通りの結果を想像する習慣をつける

落ち込んだり凹んだりする原因の中には予想できることとできないことがあります。

そのうち「予想できること」は事前準備ができるので、リスクを最小限に抑えられます。
なので、結果を2パターン予想して、それぞれに準備しておく習慣をつけています。

例えば、コンペに作品を出した時。
コンペが通る場合と、通らない場合がありますよね。

その時に、「通ったらこうする」「通らなかったらこうする」という2通りの未来をあらかじめ考えておいて、それぞれの策を何となく準備しておきます。

特に「通らなかった時」は相当なショックでしょうから、入念に考えておきます。
不思議なもので、結果が出ていない時というの客観的な目線で冷静に考えることができるのに、いざ望まない結果が出てしまうと、客観的な目線も持てないし、冷静ではいられないんです。

私は子供の時から、ifの世界(もし〜だったら)と日常的に考える習慣がありました。
ただ、良いことも悪いことも「こうだろうな」と考えるだけで、その先の「対策」とか「代替案」みたいなものを考える習慣はありませんでした。

なので、思い通りにいかなかった時の策を考えるようになってからというもの、落ち込む時間が劇的に減ったのはもちろんですが、策を手がけることでプラスに転じることまで出てくるようになり、これはいける!という確信を持つようになりました。

②突発的トラブル時には「冷静さを取り戻す策」を準備する

前述の通り、望まない結果と直面すると客観的な視点を持つのは難しくなります。
事前に準備していてもそうなんだから、突発的に起きてしまうとそれ以上にパニックです。

前に何かで聞いたことがありますが、人間はネガティブなことを無意識に避けようとするので、例えば事故に遭ったり犯罪に巻き込まれたりして強いストレスを受けた時に、緩和するために記憶が消えてしまうようにできているらしいです。

そのために、突発的なトラブルができた時は無条件にこれをやればベスト、という策を考えておきます。
直接の解決策というよりも、冷静さを取り戻すための準備みたいな感じです。

①と違うのは、具体的な未来を想像して立てた対策じゃないので、シンプルで汎用性のある対策がオススメです。

ちなみに私の冷静さを取り戻す策は

「寝る」
「好きなものを食べる」
「問題から一旦物理的に離れる」の3つです。

「寝る」「好きなものを食べる」は精神的な幸福度を上げる策
「問題から一旦物理的に離れる」は興奮状態を落ち着かせる策です。

たいていの場合、冷静さを取り戻せば正しい判断ができるようになるので、突発的なトラブルの時は考えるよりも上記3つを試して、冷静さを取り戻すことを優先しています。

③事前に決めておいた相談する人に連絡する

精神的に弱っている時は判断基準がおかしくなりやすいです。

「白か黒か」みたいな極端な考え方をしたくなるんです。
でも、すべてのことに対し白黒つけられるわけじゃないですよね。

感情が高ぶっている時は明確な答えがないことまで「白か黒か」を無理やり判断しないと!という強迫観念に駆られ、どんどん悪い方向へ進んでいきがちです。

そんな不安定な状況の時ほど、選択を誤ります。

原因の究明や解決は二の次で、痛みを緩和してくれる人の意見に依存しておかしな方向に進むとか。
ちょっと怪しい宗教やマルチにはまりやすいのって、こういう時なんですよね。

精神的に安定している時に「相談する人を決めておく」ことが大事です。

相談する人は、問題に対してプロフェッショナルな人や、普段から交流があり気心が知れている同業者がおすすめです。
仕事とは関係のない友人じゃない方が、いいと思います。
不思議なもので、人に話すことで自分の心も整理されて、より冷静さが増すものなんですよ。

ただし同業者への相談の場合は守秘義務がないので、人選は慎重に。
内容によっては、相手から距離を置かれることもありますからね。
個人的には、お金を払ってプロに頼むのが一番だと思っています。

精神的ダメージを与える原因があって、その対策をしていかなければまた同じことが起きてしまうので、少し冷静になってきたところで、事前に決めておいた人に相談してみるといいと思います。

 

いかがでしたか?

精神的ダメージを受けている時に必要なのは、何よりも冷静さを取り戻すこと。
人それぞれ色々な方法があると思うので、自分にあった方法を見つけてルーティーン化しておくことで、ダメージを最小限にとどめることができると思います。

個人でビジネスをしていく上で、心身の健康をキープするのは何より大切なこと。
心の健康を維持するためにも、ダメージリスクへの対策をしていきたいですね。

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