強みを見つけて磨き上げ「魅力」に変えられるとあなたの仕事はもっとうまくいく

 

こんにちは、たかはしあやです。

好きなことを仕事にしたい方へのサポートをし始めて、もう直ぐ丸4年になります。

私のところに来てくれる方の中には、商品やサービスがまだできていない状態の人から、すでに一定の価格で販売していける状態の人、ある程度売上を上げていてさらに上を目指したい人と、いろいろな方がいらっしゃいます。

個人が安定的にビジネスを続けていくためには「自分のウリ」や「魅力」やが明確で、わかりやすいことが重要です。
しかもそこに、お金を払いたいと言ってくれる人と巡り会うという条件もプラスされます。

ですがここのところでつまづいてしまい、前に進めないという人も多いです。

今日はそんな方のために、仕事を良い方向へ導く「魅力」の作り方について書いてみたいと思います。

何かしらの魅力がなければ選ばれない

事実は小説より奇なり、というフレーズを聞いたことがある方も多いと思います。

イギリスの詩人バイロンの言葉で、世の中で実際に起きている出来事は、創作されたストーリーよりも不思議だという意味です。

それになぞらえて、好きなことを仕事にしたいという方に伝えたい言葉があります。
「事実は小説より酷なり」です。

好きなことでお金を稼ごうと思ったら、自分が提供する商品やサービス、または提供しているあなた自身に何かしらの魅力がなければ、売れません。

また、その魅力に対し「お金を払いたい」と思ってくれる人がいない場合も、売れません。

どんなに努力しても商品やサービスが素晴らしくても、誰かに「お金を払いたい」と思ってもらえる魅力がなければ、選ばれないのが残酷な現実なんです。

YouTuberのように、魅力を感じてくれているけれど、直接視聴者さんからお金をもらわないケースもありますが、お金をもらわずに仕事になっているわけではありません。

なぜ仕事として成立するかといえば、YouTubeでの影響力に魅力を感じている企業や団体がいて、お金を払ってくれる(広告料)からです。
民放のテレビ番組も同じですね。

魅力に対し「お金を払いたい」と言ってくれる人がいること、これが好きを仕事にする大前提です。

「私は人よりも秀でているところがないんですが、好きなことを仕事にできますか?」というご相談を受けることがありますが、残念ながら答えはNOです。

秀でているところ(魅力)がなければ、お金は払ってもらいにくいです。

「事実は小説より酷なり」なんですよ。

他人の反応から「強み」のヒントを探してみよう

とはいえ、自分の魅力に気が付いていない人も多いと思います。
あとは、魅力の原石は持っているのに、磨いていない人。
磨き方がわからなくて放置している人も多いです。

そもそも、誰に対してもひとつも魅力がない人なんて、そうそういないです。
特に20年以上生きていれば、何かしらの経験や体験をしてきていたり、その人ならではの得意なことがあったりするはずです。

魅力と大きく関係しているのは、「強み」です。

強みとは、頑張らなくても自然とできること。
自分にとって当たり前なことだけど、他の人にとっては頑張らないとできないことや、頑張ってもできないことです。

強みって、自分一人で見つけようとしても、なかなか見つかりません。
理由は、自然とできることだから。当たり前にできることに、私たちは価値を感じにくいんです。

なので強みを見つけるときは、過去の自分を棚卸しし、今まで他者から言われてきた記憶を思い出しながら、「強みのかけら」を探すところからスタートします。

ポイントは、他人から繰り返し褒められたり驚かれたりしたことで、自分があまり努力していないこと。
自然とやれちゃうことのなかに、お宝は眠っています。
仕事とは関係なくてもいいので、たくさん探して書き出していくといいですね。

昔から「絵心はないけどなんか和むから好き」と言われていたイラストまでも、私は貪欲に仕事に活かしています。これくらいの貪欲さ、あった方がいいですよ!

強みはひとそれぞれ違う唯一無二のもの

私の強みは、人間観察と検索と読書です。

いずれも子供の頃からずっとやってきたことです。
まさかこの3つを掛け合わせることで、今やっているコンサルティングのお仕事をする上で、私の魅力につながるなんて、夢にも思っていませんでした。

ちなみにうちは昔から、家族揃って調べるのが苦手で、なんでも私が調べてきました。

チーズフォンデュという料理が流行っていること、新しいお店がオープンすること、AというスーパーよりもBというスーパーの方が、お買い得品が夜遅くまで残っていることなど、本当にささいなことですが、情報を調べ、比較するのが好きでした。

親兄弟からは「お姉ちゃんはどうしてそんなことを知っているの?」と言われ、言われるたびに得意げに「もっと新しい情報を提供して褒められよう」と思っていたんです。

今も自然と「売上を上げるために必要な情報を調べよう」と思って行動できるのは、子供の頃から繰り返し行ってきたことだからなんです。

私にとっては自然とできることでも、ある人にとっては頑張らないとできないこと。
だったら自然とできる私がサポートすることで、喜んでお金を払ってもらえる。

強みはひとそれぞれ違います。
私には強みなんてないと思わずに、探してみることをお勧めします。

頑張った過程は成果を出した後に評価される

私が好きな言葉のひとつに、王監督の名言があります。

努力は必ず報われる。もし報われない努力があるのなら、それはまだ努力とは呼べない。

この名言に出会ったのは、私が起業した後のことです。
衝撃を受けました。

結果を出せていないなら、自分が「努力」だと思っているものは「努力」と呼べるものではないんだ。
この言葉に出会って、努力に対する意識が変わった気がします。

私は落ちこぼれ会社員時代も、そこそこ頑張っていました。
今と比べてめちゃくちゃ手を抜いているとか、そんなことはありません。
それでもなかなか結果につながらず、しょんぼりしてしまうことも多かったです。

けれど仕事において、努力過程よりも結果が優先されます。
これは、業種に限らず一緒だと思います。

だから努力過程にフォーカスしてもらえるのは、結果を出した後なんです。

スポーツ選手だって、人一倍努力していたって結果を出せなければ、その努力を讃えてくれることはなく、スルーされてしまいますよね。

すでに結果を出している人が今回結果を出せなかったという時には、確かに努力過程もフォーカスされます。でもそれは、過去の栄光があるから見てもらえるんです。

好きなことを仕事にするためには、魅力的な自分になること。
魅力は、過去の自分を棚卸しして「強み」のかけらを見つけ、ひたすら磨いていく(努力)こと。
それによって生み出された成果によって、磨くための過程にも光が当たり、それが新たな魅力としてプラスされていくこと。

自分の魅力を見つけられないという方は、ぜひ「棚卸し」からトライしてみてくださいね。

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