起業・フリーランスを長続きさせる自己流「保障と保険」が大切な理由

 

こんにちは、たかはしあやです。

 

9月になりましたね。

まだまだ暑い日が続くというエリアにお住いの方もいらっしゃると思いますが、私の住む札幌はすっかり秋模様です。

半袖だと肌寒いと感じる日がほとんどで、例年通り札幌には残暑という概念がない(笑)というのを実感する日々です。

 

平成最後の夏は、オンラインサロンのリニューアルやYouTuber生活のスタート、引越しなどがあり、一人で過ごす時間がいつも以上に多く、精神的にも落ち着かなかったように思います。

新しいことを始めたばかりの時はイレギュラーなことが多く、肉体的にも精神的にも疲労が溜まりやすくなりますが、それは一過性のもの。

私も9月に入り本来のペースを取り戻したことで、新しいことを始める前よりも良い環境が整い、とても快適に過ごせるようになりました。

 

この夏、新しいことを始めた方や、この秋から新しいことを始める方で、精神的・肉体的に疲労が溜まって辛いなぁと思っている方、新しい環境に慣れれば以前よりも快適な環境になるはずです。

気合いを入れて乗り越えていきましょう。

 

アイディア

 

おひとりさま起業を長く続けるためにはコツがある

 

気づけば私も独立して9年目になりました。

時が経つのは本当に早いですね。前職が8年ほど在籍していたので、それを超えた時には我ながら「飽きっぽい私がよくここまでもったなぁ」と自分に感心したことを覚えています(笑)

 

自分自身もそうですし周りを見ていても感じることですが、自営業・フリーランスのようにおひとりさま起業を長く続けていくためには、コツがあると思います。

もちろん、性格的に向いている・向いていないというのもありますが、私自身とても飽きっぽくて何をやっても続かない性格でしたが、こうして長く続けてこられているのは、コツをつかめたからだと思っています。

コツはいくつかありますが、そのうちのひとつは「時代の流れを察知し保険をかけながら仕事をする」ということだと思います。

 

変化する常識の影響を受けやすい理由

 

残念ながら自営業・フリーランスの場合、仕事はただがむしゃらに今できることを頑張るだけでは、長く続けるのは難しいです。

というのも、会社員よりも自営業・フリーランスの方が、時代ごとに変化する様々な常識の影響が、自分にダイレクトに伝わりやすいからです。

 

ではなぜ、自営業・フリーランスは変化する常識の影響を受けやすいのか。

それはひとえに「デフォルトではあらゆる保障がない」からです。

 

自営業・フリーランスの場合は、デフォルトでは全ての保障はない状態でスタートし、個人で好きに保障を選び、搭載していくというイメージです。

それに対し会社員の場合は、デフォルトで保障がついています。社会保障関連だったり、給与だったり、企業に勤めているということで、ローンを組んだりすることもできます。

私は長く会社員をしていましたが、会社員時代はデフォルト保障のありがたみを感じたことがありませんでした。ところが自営業になって、空気のように感じていたデフォルト保障の大切さを実感します。

仕事においても全く同じで、デフォルトでは会社員のような保障はありません。

明日大きな災害が起きたとして、会社員であればある程度保障をしてもらえますが、自営業・フリーランスは基本的に自分でなんとかする必要があります。

 

また、テクノロジーの進化などで時代はどんどん変化していき、常識が目まぐるしく変わっています。

昨日まで当たり前だったことが、今日からは時代遅れになって威力を発揮できないこともたくさんありますし、これからますますそういったものが増えていきます。

会社員の場合は、会社という組織がそうした時代の変化を察知する機能を持っているため、社員が個々人で敏感にならなくても、ある程度はしのぐことが出来ますが、自営業・フリーランスにはその機能はありません。

なので、ダイレクトに影響を受けやすいんです。

守られていないからこそ敏感になれる

 

じゃあ会社員であることが最強なのかというと、そうとも言い切れません。

先ほどお話ししたように、会社員の場合は組織が時代の変化を察知する機能を持っているため、社員個々人がそれほど敏感にならなくても、しのげてしまいます。

ただ、しのげてしまうからこそ注意が必要です。

 

時代の変化を察知する機能は、会社ごとに全く違います。そして怖いのは、大企業だから優れていて零細企業だから劣っているとは言い切れないからなんです。

大企業でも時代の流れを読みきれなかったり読み間違えたりして、業務縮小や倒産している会社は数え切れないほどありますし、これからもその勢いは衰えないはずです。

 

自営業・フリーランスの場合は、そもそも保障がなく守られていないので、敏感にならざるを得ません。

薄着でいれば、暑さや寒さに敏感になりますよね。それと同じです。

長く続けていける人は、敏感さを生かし「このままではダメだ」といち早く気づき、保険をかけて保障を作れるよう工夫します。

時代の流れ的に今の自分がやっていることがダメになった時にどんな手を打つのか、そのためには何が必要かを把握して、準備しています。

自営業・フリーランスでうまくいかない人は、保障がない状態のまま保険をかけずに日々の仕事だけにフォーカスする人です。

今できることを精一杯やることだけに注力し、もしものことを想像すらしない。いえ、気づいているのにその事実から目を逸らして意図的に考えないようにしているんです。

でも「もしも」が起きやすいこの時代なのに、会社である程度守られている人たちと同じ感覚で仕事をしていると、些細なトラブルで一気に詰みます。

 

守られていないからこそ敏感になれる自分の感覚に蓋をしていては、長く続けることは難しいですね。

ワークライフバランス

 

仕事の中で保障や保険を意識したものを用意しておく

 

目の前にある仕事にフォーカスすることはとても大事ですが、自営業・フリーランスとして好きな仕事を長く続けていくためには、長期視点も大切です。

3年後、5年後、10年後の未来を予想しながら、多少の変化に耐えうるためにはどうしたらいいかを考えて、仕事の仕方を変える必要があれば、その準備をした方が良いです。

保険や保障というと、生命保険などを意識しがちですが、そうではありません。

仕事の仕方や仕組みの部分を工夫して、万が一に備えるという意味です。

 

最近は副業ブームですが、これは会社員の中でも変化に敏感な人が増えてきたことが一因だと思います。

この流れはどんどん加速していくと思いますし、様々なことで多様性がどんどん取り入れられていく時代の流れから、そのうちにスタンダードな働き方になると思います。

好きなことを仕事にするときに、1年2年であれば目の前のことに注力するだけでもなんとかなるかもしれません。

ただ、長く続けていける人は稀です。もちろんいらっしゃいますが、そういう方々はご自身に大きな魅力があったり、それまでの人生の中で様々な保険を知らず知らずのうちに蓄えていて、その存在があるからこそうまくいった可能性が高いです。

私たちのように一般的な人が、そうしたレアケースの再現を願っても、なかなか難しいです。

それよりも、折に触れて仕事の仕方や仕組みを見直し、時代の流れとあっているかどうか、工夫できるところはないかをチェックした方が、現実的です。

私はそのチェックの結果をもとに、仕事の仕方やライフスタイルをカスタムしようと決め、起業して丸8年を迎える6月にスタートすると設定しました。

準備も整い落ち着いた今、とても晴れやかで清々しい気持ちです。

そして、これから私が実際に体験していくことをクライアントさんやサロンメンバーに共有しながら、自営業・フリーランスで長く続けていける人たちとの関わりを大切にしていきたいと思います。

 

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