満席・完売絶対主義から抜け出せば起業はもっと楽しくなる

 

こんにちは、たかはしあやです。

 

気がつけば10月も3分の2が終了した本日、札幌は朝晩だけでなく昼間も寒さを感じるようになり、秋の深まりを感じています。

今週は作業量が多かったせいもあって疲れが出ていたので、今日は1日のんびり過ごしました。今年に入ってからは特に、集中して仕事をやる期間とのんびりする期間を作っています。

こういう日でも完全オフにしないほうが働きやすいタイプなので、SNSを更新したりメールの返信をしたり、本や資料を読んだりもしますけど、いつもとは違い「ここまで終わらせよう」という目標みたいなのがないだけで、かなり解放的です。

期日に約束のある仕事や予約をいただいている仕事以外は、自分のペースですきにすすめられるおうち起業ならではのスタイルを、満喫しています。

そんなわけで今日は、ネットニュースもたくさん見ています。ゴシップネタも一気に習得(笑)

 

沢田研二さんのドタキャン騒動

 

数日前、沢田研二さんのコンサートドタキャン騒動が話題になりましたよね。

私の母の世代に絶大的な人気があった方で、現在70歳。今回のコンサートは古稀のお祝いも兼ねて開催される予定だったそうですが、9000人の集客があると聞かされていたのに実際は7000人しか入っておらず、客席がスカスカだったことでコンサートをドタキャンした、というもの。

 

ドタキャンにもびっくりですが、7000人もファンが集まってくれているのに、それでも満足できなかったという事実の方が驚きでした。主だったメディアの活動をあまりしていないのに、それだけの人が集まってくれる・・・さすがスターです。

このニュースに関して色々な方がコメントを出していますが、総じて「あり得ない」という沢田さんに否定的な意見です。

当然と言えば当然です。これは仕事ですから、健康上の理由などやむを得ない場合ならまだしも、公演直前のキャンセルは、そこに関わっている大勢のスタッフに多大な迷惑をかけます。

そして何より自分のために集まってくれた多くのファンの皆さんを悲しませる、道徳的に考えても社会人としてあり得ない行動だと思います。

プロとしての責任とリスク管理の大切さ

 

確かに、聞かされていた人数よりも2000人少ないとなると、思い描いていたイメージとは変わってくると思うのでがっかり感は否めませんが、それを差し引いたとしても、プロならそのマイナス分を自分のパフォーマンスで埋めるくらいの覚悟を持って挑むのが一般的じゃないかなと思います。

もちろんプロとしての守るべきプライドはあると思うし、仕事だからとなんでもやる必要はないにせよ、ドタキャンはまずいですよね。

 

ただ、沢田さんは以前にもこうしたドタキャンの前科があったようですし、普段接している側近のスタッフの方は、彼のこうした性格を知っていたはず。もっと前からきちんと説明していれば今回のような「直前でのドタキャン」という最悪な結果にはならなかったと予測されます。

そう考えると、沢田さん一人が悪者ではないかなと思います。

 

人それぞれ仕事のこだわりも、感情の高ぶり方も違います。他の人にとってはなんでもないことも、自分にとってはすごく大切だということだってあります。今回は沢田さんが大切にしている部分を周りのスタッフが正しく汲み取れず、リスク管理を怠ったから起こってしまったことではないかと思うんです。

 

いずれにせよ、なんの非もないお客様に迷惑をかけるということは許されません。これから損害賠償など金銭面での補償の話も始まるでしょうし、色々と大変です。

今もなお7000人ものファンを集められる往年のスター、残念すぎますね。

満席・完売にこだわりすぎる人たち

 

実は起業する人の中にも、満席や完売にこだわりすぎて、大事なところを見落としてしまいがちな方もいらっしゃいます。

商品やサービスは、満席・完売しなければ「人気がない」と思われてしまうと恐れ、満席・完売に絶対になる数しか提供しないとか、数を盛る・・・というのを通り越して、もはや嘘の領域にまで足を踏み入れている人もいます。

確かに、満席や完売は嬉しいことです。でも、そうならなかった=失敗ではないし、もっと言うなら「満席や完売しないと仕事にならない」わけではありません。

 

満席や完売になるように、しっかり告知・宣伝をする。最後まで諦めず、できることをやり尽くす。起業して安定的に売り続けるためには、これがとっても大切です。

 

結果が伴わなかった時の行動が未来を作る

 

頑張ったけど結果が伴わなかった時に、自分のテンションが上がりにくくなるのは事実です。

でもその時にどういう行動を取るかで、自分の未来は変わっていきます。

お教室の先生なら、たとえ定員の3分の1の生徒しか集まらなくても、その分来てくださった方に丁寧にレクチャーすることで、来てくださった方の満足度は高くなり、リピートしてくれたり宣伝してくれる可能性があります。

物販の場合も同じです。買ってくださった方にありがとうの気持ちをメッセージにしたり、SNSなどで感謝を伝えたりと、できることはいくらでもあるはず。

 

満席・完売絶対主義になってしまうと、実現できなかった時にやる気をなくしてしまい、せっかく反応してくださったお客様に対して、ぞんざいな扱いになってしまうこともあります。

でも満席・完売絶対主義から抜け出すことができれば、結果が伴わなかったときでもお客様や生徒を楽しませる工夫が生まれます。

その工夫があなたをより魅力的にしてくれ、その後のチャンスでの満席・完売につながるはずです。

満席・完売絶対主義から抜け出したい人へ

 

満席・完売主義になってしまうと、頭ではわかっていてもなかなかそこから抜け出すことができず、同じことを繰り返してしまう方が多いです。

考え方を変えて、満席や完売にならなくてもしっかりとビジネスを維持していける仕組みを基礎から整えたいという方には、継続型のコンサルティングがオススメです。

継続コンサルティングを受け持てる数に限りがあるので、空きが数席出た時に募集するスタイルをとっていますが、今月初めに募集をし、いよいよ残り1枠となりました。

平成最後の秋冬で、私と一緒にしっかりと基礎固めをしていきませんか?

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